TEACH
MBSR Essentials (旧称Foundations)
MBSRはマサチューセッツ大学で、Jon Kabat-Zinnにより創られた、世界で最も広く実際されているマインドフルネス・プログラムの一つとされています。指導者トレーニングもマサチューセッツ大学で開始されました。Kabat-Zinnはクッキーカッターアプローチはとらないという方針の元、指導者から直接習うアプローチを重視し、従ってMBSRにマニュアルは存在しません。これはマインドフルネス認知療法と大きく異なるアプローチです。人から人に伝わるこのアプローチのエッセンスは「カリキュラムガイド」に著されています。2017年版までは発行元がマサチューセッツ大学で(Saki Santorelli, Florence Meleo-Myer, Lynn Koerbel)でしたが、2025年になり4人の著者(Jon Kabat-Zinn, Florence Meleo-Myer, Lynn Koerbel, Eric Loucks:後の3人はブラウン大学で指導) による最新版が発行されました。私たちはこうしたカリキュラムガイドを実践する、15か国のメンバー(ブラウン大学も含む)からなる、Global Mindfulness Collaborative(GMC)の一員として指導者トレーニングを実施しています。2026年のフローレンスさんとの対話はこちらでご覧下さい。
(2025年カリキュラムガイド106頁より転載)
MBSR Essentialsはグローバル・マインドフルネス・コラボラティブ(GMC) MBSR指導者トレーニングレベル1の最初の正式なプログラムです。MBSR Essentialsでは、MBSRの根底にあるものを学びます。MBSRを教えるためのスキルはこのコース終了後の Intensive Practice and Teaching (IPT)で学ぶことになっており、IPT終了後にはMBSR8週コースを実施することができます。MBSR Essentialsの参加要件などの具体的な情報については、こちらより次回の開催要項をご参照下さい。また2021年10月に開催されたMBSR Essentials (Foundations)コースの参加者の声については、こちらをご覧ください。

プログラムの概要:
このプログラムでは8週間のMBSRコース(全9回)に参加しつつ、Essentialsのセミナー(全10回)に参加することになります。
瞑想、MBSRカリキュラム及びクラスのやり取りについての自らの体験を振り返りかつ探求することで、参加者はマインドフルネスの実践という自らの体験を探求しつつ、指導者の資質を涵養する歩みを進めることになります。その資質が、MBSRの本質の理解の基礎とカリキュラムに内在する活気(aliveness)と智慧(wisdom)の理解の基礎を形作ります。
振り返りと探求は、MBSR Foundationsセミナーの中のグループ検討や個々の課題としての、振り返りのジャーナリング、グループでの対話、様々な学びの活動により深められます。MBSRの体験的な特質は、MBSR Essentialsセミナーの認知的、批判的な見方、記述課題といった多方面のアプローチにおいても同様です。
またプログラムの終了を見据え、参加者はMBSRのカリキュラムに基づく短いイントロダクションプログラムを提供するためのガイダンスと支援を受けます。こうしたプログラムを実施することが、MBSRを教えるための正式なトレーニングの第2のステップである、MBSR Intensive Practice and Teaching (IPT)受講の要件となります。セミナーの課題にかかる作業や準備、文献の通読などに毎週12-15時間程度の時間を要します。またこのプログラムを受講後、ブラウン大学のTeacher Advancement Intensive (TAI)に進むこともできます。